Minority Whisper ~昨日の自分を見ろよ 明日の自分を想像しろ~
今回は、少しマイナーな曲を紹介します。
「Minority Whisper」 the pillows アルバム「TRIAL」収録
表題曲ではないのですが個人的に隠れた名曲。
the pillowsにハマりたての頃の筆者が手に入れた「TRIAL」というアルバム。その中でこの曲は洋楽風味な雰囲気があって、何度も聞き続けてしまいました。
"See yourself of yesterday."
"Imagine yourself of tomorrow."
歌詞にはどうやら意見的なメッセージがあるようで。
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世間にまぎれても、その中で馴染めない自分の存在には違和感を感じてしまう。
無力さ、悲しさは自分自身をさらに悲しみの淵へ追い込んでいくよう。
~ 正しさとは何か。自分だけがきっと、「自分自身の行いは正しい」と思えるのだろう。
しかしどうだ?本当にやり切ったのか?お前の世界にはこれからもお前の努力が必要なはずなのに。 ~
世間は「遭ったこと」すら、いずれは「無かったこと」と言うんだろう?
「あの失敗の経験からこのようなことを学びました。今後は失敗の無いように取り組みたいと思います。」
そんな綺麗ごとは信じられない、だから嘆いてるんだよ。
でも、"必要なこと"は、君へ伝えたいんだ。いくらおこがましくても。
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小さなささやきは、喧騒にまぎれてそう上手くは届かない…
the pillows は、彼らの作る曲の歌詞は、彼らが世間の片隅にいて世間とはうまく馴染めていない情景を思い込ませる。
偏屈者が作った歌は落胆していて、嘆いていて、それでも自分の意志だけは曲げずにいる。
ロックミュージックと混ざった偏屈心が、彼らの音楽というメッセージに変わって発信されている。
少数派は、誰の心にいずれにも在って、彼は相も変わらず人見知り。
言いたい意見をうまく言えずに隅っこに隠れている。
裏では蔑んでいる。周りも自分自身さえもだ。
終わった後になってこっそりとささやいている。そんな毎日。
彼のことを、意気地なしを引っぱり出す役目を買って出たのがthe pillows。
彼は仲間が欲しかったのに、差し伸べられる手を見向きもしないで振り払って途方に暮れている。
そんな彼の心へむけられたような、この曲。
「Minority Whisper」は、この曲は、
届かない彼らのささやきは、たとえ喧騒にかき消されても、
一滴は荒んだ心へ染み渡っていくのかもしれない。
・・・(^ω^)・・・
今回はここまで!
次の投稿も頑張っていこうと思います!ではまた!ヾ(´~`)ノ