-Drawing what by the sound?- the pillowsの個人的良曲選集①
the pillowsの曲って飽きません。
年がら年中味を楽しめるスルメと同じように、聞けば聞くほど”良い”曲が多いんです。
あるときには英詩に染まって、あるときには自分を衝き動かして、
あるときには想いを紡いで、あるときには沈んだ気分に浸れる…。
惹きつける理由は果たしてベテランアーティストの才能か、ただ自分がpillowsを好きでたまらないだけなのか。
今回は筆者が好きなthe pillowsの曲たちを紹介しようと思います。
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・「自分の意志の強さで這い上がれ」 the pillows"やる気を起こす"曲ベスト5選
1.ー「MY FOOT」
◇アルバム「my foot 」「Once upn a time in the pillows」「Fool on Cool generation」収録曲
→ 歌詞に死角が無い。リズムは常に前進的で沈んでた気持ちから這い上がることができる。
2.ー「RUNNERS HIGH」
◇アルバム「Runners High」「FLCL; Original Sound Track, vol,3」収録曲
→ 「Escape from the sinking! Do you see what's I mean ?」
「Dizzy my future Silly my way」
ダンダン ダダンダン!と鼓動を高ぶらせる音表現とその歌詞がいつも支えてくれた。
自分のふざけた未来で笑っていたいと思える曲。
3.ー「Freebee Honey」
◇アルバム「ペナルティーライフ」「Fool on Cool generation」収録曲
→ 序盤のアップテンポで気分上昇!!からの、後半の
「この両手と両足で 出来ることがまだあるはずだ」
の歌詞の流れに哀愁と意志を感じられる。
"強い今の自分自身”をイメージできる曲だ。
4.ー「ハイブリッド レインボウ」
◇アルバム「LITTLE BUSTERS」「Fool on the planet」以降他ベスト盤収録曲
→ 「限界なんてこんなもんじゃない こんなんじゃない」
そして、唸るようなギター間奏の演奏の音がいつも奮い立たせてくれる。
5.ー「About Rock 'n' Roll Band」
◇シングル「About Rock 'n' Roll Band」 アルバム「ムーンダスト」収録曲
→ 初っ端の歌詞「覚えてるか」、サビの歌詞全て、後半の「終わらない日々を過ごした、それが全て」
サビの歌詞にある「rock 'n' roll」の歌詞に自分の打ち込むことや趣味を立てえてみてほしい。
「純粋な気持ちで始めて楽しんでいた過去」を想い、もう一度やる気が沸き出てくる。
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・「伝わりにくい”優しさ”」 the pillows "ラヴソング"曲ベスト5選
1.ー「Beehive」
◇シングル「その未来は今」カップリングとして収録
→ 「世界中の窓から笑い声がこぼれて」の歌詞は、序盤は”町の喧騒”として表現されるているが、
終盤の同じ歌詞では”周りからの祝福の声”のように表現されている。
敢えて「いま信じてみたくなったんだ」というストレートではない遠回しの愛情表現がまたイイ。
2.ー「ジェラニエ」
◇アルバム「NOOK IN THE BRAIN 」収録曲
→ 安定した速いリズム感のあるギターメロディと包み込むような優しい歌い方が魅力として光る曲。
星空を本当に綺麗に見れる曲はこの曲以外には他に無いだろう。
3.ー「kim deal」
◇アルバム「HAPPY BIVOUAC」収録曲
→他の誰でもない”キミ”は世界中探しても見つからない、周りの連中よりもただ一人の”キミ”だけしか考えられない。
そんな”キミ”に対しての直球ストレートな気持ちを抱かせる曲です。
4.ー「Bran-new lovesong」
◇アルバム「Runners High」収録曲
→ 「嫌いだった自分のこと いつのまにか許してた」
↑この歌詞は自分のことを初めて認めてくれた”キミ”への言葉だと思う。
そこから生まれた真新しいラヴソングのは自分自身の優しさの核となっていくものであるだろう。
5.ー「Tiny Boat」
◇シングル「Tiny boat」 アルバム「TURN BACK」収録曲
→ 抽象的な歌詞が多いがサビの「あなたは特別で 他の誰とも違う」の歌詞の言い回しは近年のテロテロしたラヴソングの歌詞よりも別格。
本当にセンスに富んでいると思う。永遠に幸せでいられそうな2人の姿の情景を浮かばせる最高の曲。
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まだまだ紹介し足りないので、次回またやります(笑)
the pillowsの曲は様々な曲がありますが、歌詞を紡ぐ山中さわお氏の思想には変化のない確立したイメージがあると思えます。
1曲1曲の歌詞が彩る世界観の素晴らしさ・もの悲しさ。何回も聞ける曲を作れる才能は本当に感嘆とするものがあります。
それではまた!